「韓国が核兵器持てば米韓同盟は不要」、文在寅大統領側近アドバルーン発言の狙いとは?

2019/9/12

なぜ米韓関係がピリピリしているこの時期に過激発言?

 戦後最悪とされる日韓対立が激化する中、韓国は日本に対し、GSOMIA(軍事情報包括保護協定)の破棄を通告。GSOMIAによって最も利益を得ている米国の猛反発を招いている。歴史的背景から日韓両国は軍事同盟に近いGSOMIA締結を渋ってきたが、事実上の日米韓同盟を推進したい米国の圧力に屈した経緯がある。それにしても、文正仁氏はなぜ米韓関係がピリピリしているこの時期に過激発言に踏み込んだのか。

「文正仁氏は政権のアドバルーン的な存在。ややもすると先鋭的な発言を口にし、世論や関係国などの反応を探る役割を果たしています。実際、韓国政界からは一時、北朝鮮の核兵器開発に対抗する形で米国の戦術核の朝鮮半島再配備を要求が上がっていた。韓国独自の核能力開発を求める声もありました。ただ、今回の発言は日韓対立の仲裁に乗り出さず、GSOMIA破棄通告で韓国を責める一方の米国に強い態度を見せる意図によるものではないかとみられています」(韓国メディア関係者)

 文正仁氏は北朝鮮との関係について、こうも話している。

「北朝鮮に対する国際的な経済制裁(の緩和)も考慮されるべきである。北朝鮮は中国のように時間とともに変化しており、欧州連合のような経済連合を作ることも可能だ。それは今後10~15年の間に実現可能だ」

 文在寅大統領の悲願は南北統一。そのステップとして対北経済制裁の緩和を繰り返し米国に働きかけている。

 インタビューの核心はひょっとしたらこの部分か。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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