圧力最高潮、GSOMIA破棄で文在寅大統領を揺さぶる米国のアメとムチ

タグ: , , 2019/11/14

文在寅政権は「表向きは」強気の姿勢

 一方、文在寅政権は表向きは強気の姿勢を貫いている。大統領府の鄭義溶国家安保室長は10日、GSOMIA破棄について「韓日関係が正常化されれば、政府としてはGSOMIA延長を検討する用意がある」とし、「こうしたわれわれの立場は日本に何度も説明した」とボールは日本側にあると発言。国防部の崔賢洙報道官は11日、GSOMIA延長の検討について「今のところないと承知している」と話している。

「米韓はGSOMIA問題だけでなく、2020年以降の在韓米軍駐留経費負担の増額問題を抱えています。トランプ大統領は今年の分担額の5倍を超える50億ドル(約5460億ドル)を求めています。しかし、政府高官レベルの協議では、50億ドルはあくまでトランプ大統領の考えで、米韓の交渉チームでプランを出し合い、トップ会談に持ち込もう、という話も出ているといいます。一気に5倍増はそもそも、文在寅政権には決して飲めないライン。米国側はGSOMIA問題とも天秤にかけ、ダンピングで落としどころを探る戦略ではないか」(韓国マスコミ関係者)

 GSOMIA失効期限は22日。安倍政権からの何らかの譲歩を引き出したい文在寅大統領だが、最終的には米国の圧力に屈する形になるのか。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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