【ふくらはぎ編】筋ストレッチで身体の不協和音を解消!ちょっとしたコツで…

2017.09.20

伸ばしたい筋肉をサポートする協力筋も同時に伸ばす

 8月28日発売号の「CoCoKARAnext」でも、ストレッチを紹介しています。動画にもあるように、ちょっとしたコツで大きく効果が変わってきます。

 トップアスリート、モデル、タレント、著名人の治療を手がけ、国内外で活動している岩井隆彰さんに「筋ストレッチ」を教えていたいだきました。実践するモデルは、遠征帰りの松山恭助選手(フェンシング)。出張帰りのビジネスマンに見立てトライしてもらいました。

 今回は左足を出して同側の手で膝の上に、反対の右手で足先の小指側を掴むようにして、小指を手前に引きつけます。骨盤は巻き込むようにしてお尻は後ろに引くようにして伸ばします。長めに1分間深くまで伸ばす意識で。こちらも安定しなければ、反対側を壁に寄りかかりながらでもOK。背中側から肩の高さと腰の高さがねじれず長方形になるのが理想。
 
 筋肉の奥深くまで無理なく効果的に伸ばす「筋ストレッチ」は、続けると、奥の筋肉まで伸びるのでこわばりがほぐれ身体が柔らかくなります。

<編集部体験から>実際にやってみると、骨盤の位置が伸ばした足につられて入り込み過ぎてしまいました。自分の背中が台形どころかいびつな四角形になっているのが容易にわかりました。ふくらはぎとスネを伸ばそうとすると、骨盤がねじれた場所にしかならないのです。そこで、壁にすこし寄りかかり理想のきれいな長方形を目指してみました。すると、主にお腹などに別の場所に響いてきて効いてくるのがわかります。そこが自分の体がさぼっている部分!この分、他の部分がねじれたり余計な負担がかかっているのだと実感しました。

 ※特にウィークポイントとして気になる人も多い5箇所を動画でも紹介します。8月28日(月)発売の「CoCoKARAnext」に、それぞれのストレッチの詳細が解説されていますので、併せてご覧ください。

 次回はスネの前の筋肉をご紹介します。

 ※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

 〔文/構成:ココカラネクスト編集部 〕

岩井隆彰(いわい・たかあき)

岩井隆彰

株式会社ジール代表取締役。
城山整骨院院長。

19歳でオリンピック選手のメディカルトレーナーとして従事。整骨院で数多くの患者の治療を行いながら、トップアスリート、モデル、タレント、著名人の治療を手がけ、国内外で活動している。

松山恭助(まつやま・きょうすけ)

松山恭助

1996年生まれ。
4歳からフェンシングをはじめ、現在は早稲田大学スポーツ科学部に所属。

同大学フェンシング部で種目はフルーレ。この取材の日も、ドイツの遠征から帰国したばかり。ジェットラグが残りながらも笑顔で、積極的に質問をしていたのが印象的だった。先日の2017年夏ユニバーシアードで銀メダル獲得。

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