気づかぬうちに陥っているかも・・実はコワイ冬のかくれ脱水とは
冬になると肌の乾燥や口の中のネバネバ、喉の違和感などに悩まされることはありませんか?
このような症状はカラダが乾燥しているサインかもしれません。しかし、冬の脱水は自覚しにくいのが特徴です。気づいてから病院で診察を受けた時には、既に症状が悪化していることもあります。
普段の過ごし方と食生活を見直して、冬の脱水症状を予防しましょう。
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冬に脱水が起こる理由
脱水は暑い季節に起こるものと思われがちですが、気候の変動が大きい日本では夏と冬に起こりやすい症状です。
特に秋から冬は気温が下がり、空気が乾燥すると、カラダから失われる水分量が増えます。冬の室内は暖房器具の使用で屋外より湿度が低下しているため、カラダの水分が奪われやすくなります。この水分は皮膚・粘膜・呼吸を通して失われていますが、自覚しにくいため不快を感じた時には、脱水症状が進行しているケースもあります。
さらに、冬場は風邪やインフルエンザなどが流行し、免疫の下がったカラダがこれらの感染症による発熱・下痢・嘔吐を併発して、体内の水分が失われやすくなります。
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