「投球回制限の検討が必要か」今永昇太の起用法に米識者が持論 登板数や調整への懸念を指摘「健康上のリスクはないか?」
前回登板では10失点を喫したが、防御率2.96で7勝2敗と、まだまだ成績は上々だ(C)Getty Images
カブスの今永昇太はここまで14度の登板で7勝2敗、防御率2.96と、初めてのメジャーのシーズンで上々の成績を残している。前回のメッツ戦では10失点と、自身ワーストの内容に終わったものの、引き続きローテーション投手として首脳陣やファンからの期待値は高いままだ。
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そのパフォーマンスから新人王候補の呼び声も聞こえてきている中、現地識者からも様々な関心が寄せられている。
米メディア『Forbes』では現地時間6月25日、今永の特集記事を掲載。元MLB球団でスカウトを務めたバーニー・プレスコフ氏による日本人左腕の起用法についての見解を紹介している。
「カブスはショウタ・イマナガの投球回制限を検討する必要があるかもしれない」
トピックにはそのように銘打たれており、その中では、スカウトを担当してきたプレスコフ氏からの、今永のコンディションについての持論が綴られている。
プレスコフ氏は開幕からの今永の投球成績などを振り返るとともに、シーズン折り返しとなるオールスターブレイクが近づいていることに触れながら、「健康を維持できれば、イマナガが7月中旬までに100イニング、おそらく少なくとも16回の先発登板を達成することは不可能ではない」と指摘。続けて、「フルシーズンで200イニング、32回以上の先発登板ペースになる可能性がある」と見通している。