「ツノダの忍耐が報われた」角田裕毅のレッドブル昇格は今週末の発表か 2戦で交代のローソンには同情も「極めて過酷な決定のひとつ」

ついに角田がレッドブルのシートに座る日が来るか(C)Getty Images
注目を集めているレッドブルのシートについて、決定が下されたと各国メディアが報じている。レーシングブルズの角田裕毅が、過去2レースで低調な結果に終わっているリアム・ローソンに代わり、来月開催の日本GPにレッドブルの一員として出場するという。まだチームからの正式なアナウンスは無いものの、オーストラリアメディア『FOX Sports AUS』によると、今週後半に発表される見込みのようだ。
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同メディアは3月25日、欧州各サイトで流れたドライバー交代決定の第一報を扱っており、「複数の報道によると、ローソンはレッドブルからジュニアチームであるレーシングブルズに降格となり、その代わりにユウキ・ツノダが次戦日本GPでレッドブルのシートを得る見込みのようだ。フランスの『Canal Plus F1』やオランダの『De Telegraaf』がこの情報を報じている」とレポートした。
さらに『FOX Sports AUS』は、昨年末でのローソンのレッドブル入りとなった経緯を振り返っている。角田と比較し、経験で劣っていたローソンの昇格について、「当初から驚きを持って受け止められていた」と回想。その上で、今回の報道を受け、「ツノダの忍耐が報われ、ついに母国レースである鈴鹿サーキットでの日本GPでレッドブルのマシンをドライブするチャンスが巡ってきた」と伝えている。