日本初のプロラクロス選手 10年以上トップを走り続けるための、メンタルコントロール
失敗しても成功。間違えたことに気づけることが一歩に繋がる
日本人初のプロラクロス選手 山田幸代さん。
大学1年の時にラクロスを始め、卒業後は社会人選手としてプレー。その後、プロ宣言し、オーストラリアのチームとプロ契約するなど、10年以上にわたり、日本ラクロス界をけん引している。
「カタチがないものを作る、前例がないことに挑戦することに対して、不安よりも、『これ切り開いたら面白いかな?』って思うタイプなんです。
そして、目標は平べったい紙のようなものではなく、筒のようなものだと思っています。まっすぐ歩いていたら正面しか見えないけど、方向を変えたら、違う見え方ができるかもしれない。前進は、前だけでなく、横に行っても、後ろに行っても、それが前進なんだと思っています。もし、進む道が間違っていたら、一度戻って違う道に進んでみる。それでいいんじゃないかなって思うようにしていて、とにかく間違いだったとしても、『気づくことが大事』なんだと。
私の中での『不安』は、目に見えてないからではなく、決定しているものがあるからこその不安。方向性はこっちで良いのか?みたいな。」
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