昨季防御率6点台の元NPB助っ人が覚醒! 韓国メディアがKBOで“無双”する背景を指摘「堅い組織の日本では苦労した」
開幕から精彩を欠いているソト。そのパフォーマンスに厳しい声が飛んでいる。(C)Getty Images
日本から隣国に活躍の場を求めた助っ人の活躍が目覚ましい。今シーズンからKBO(韓国プロ野球)リーグのハンファでプレーするだ。コディ・ポンセ
ポンセは、日本の野球ファンにとっても馴染みのある存在と言えよう。2022年から2年間日本ハムでプレーした31歳は、2022年8月27日のソフトバンク戦でノーヒットノーランを達成。昨シーズンは楽天に移籍し、15試合で3勝6敗、防御率6.72という低調なパフォーマンスとなっていた。
契約満了に伴って今季からKBOリーグでの挑戦を決意したポンセ。米球界復帰やメキシコ・リーグでのプレーも囁かれた中で、アジア球界で新たな扉を開いた元NPB助っ人は、開幕から“無双状態”と言っていい。
ここまで9試合に先発して8勝をマーク。防御率(1.48)と奪三振数(93)でリーグトップに君臨し、WHIP0.85のハイアベレージを記録。さらに9登板中8試合でQS(先発投手が6イニング以上を投げ、3失点以内に抑えること)を達成するタフネスぶりも顕著となっている。
NPBと比較して「超」がつくほどの打高投低が目立つ韓国球界にあって、快投を続けるポンセの活躍は異彩を放つ。無論、国内メディアの評価は上々で、スポーツポータルサイト『OSEN』は、今月17日のSSG戦で1試合18奪三振のKBO記録を更新した活躍をふまえて「こんな怪物が韓国に来たのか」と脱帽。敵なしのパフォーマンスを絶賛した。






