【意外と知らない】歯が溶ける!?日本人の4人に1人がかかっている酸蝕症とは
[文:ホワイトホワイトビューティー東京(https://whitebeauty.tokyo/)]
みなさんは酸蝕症という言葉を聞いたことがありますか?
お口の中の病気で最も多く、代表的なものが歯周病と虫歯ですが、いま歯周病と虫歯に次ぐ第3の疾患として話題となっているのが酸蝕症という病気です。
実は、日本人の4人に1人はこの酸蝕症にかかっていると言われています。
今回は酸蝕症について、歯科医師が詳しく解説していきたいと思います。
歯が溶ける!?酸蝕症ってどんな病気?
酸蝕症とは強い酸によって歯が溶けたり、欠けてしまう病気です。
歯は本来エナメル質というかたい組織で守られていますが、常習的に酸に歯が触れることによってエナメル質が溶けて、歯がもろくなってしまいます。
酸蝕症は従来では強い酸を扱うメッキ工場の職員などの職業病の一つでしたが、健康ブームでお酢やフルーツなどの酸の強い食べ物の摂取量が増えたことなどにより、酸蝕症の患者さまの数が増加傾向にあります。
また、夏場は熱中症予防のためにスポーツ飲料をよく飲むかと思います。実はスポーツ飲料も、酸蝕症の原因のひとつ。
お酢や酸味の強いフルーツ、スポーツ飲料は酸性の強い食品のため、習慣的に摂取することで歯を溶かしてしまうことがあります。
そのほか胃の中にある胃酸は強い酸性のため、逆流性食道炎に罹患している方や摂食障害で吐き戻しを行う方は酸蝕症のリスクが高まります。
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