【意外と知らない】歯が溶ける!?日本人の4人に1人がかかっている酸蝕症とは

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酸蝕症になるとどうなるの?気になる酸蝕症の症状

虫歯は虫歯に罹患した歯にだけ症状が出ますが、酸蝕症はお口全体に症状が出るのが特徴です。

全体的に歯が溶けたり、次々に歯が欠けてしまうこともあります。

酸蝕症の主な症状をご紹介します。

・前歯が全体的に短くなる
・歯が欠ける
・歯が薄くなる
・歯が溶けて象牙質が露出する
・詰め物と歯の間に隙間ができる
・歯に穴が開く
・冷たいものがしみたり知覚過敏の症状が出る

酸蝕症に効果的な予防法

酸蝕症を予防する方法についてご紹介します。

① 食生活の改善、ダラダラ食べをしない
酸の多い食品を常習的に食べている場合、食生活を見直しましょう。

健康のために寝る前にお酢等を飲んでいる場合などは、特に寝ている間に歯が溶けてしまうリスクが上がるので、夜はサプリメントに変えるなど歯に優しい食品に置き換えることもおススメです。

また、ダラダラと長い時間をかけてお菓子や食事、ジュースなどを食べたり飲んだりする習慣は歯が酸に触れる時間が長くなるため、歯が溶けやすくなってしまいます。

食事や間食の摂り方を見直し、食後は歯磨きか口をゆすぐ習慣を身につけましょう。

② 酸の強い食品を食べたら口をゆすぐ、ストローを使用する

酸味の強い食品を食べた後は口をゆすぐ習慣を付けていただくと、お口の中の酸を少なくすることができます。

また、酸っぱい飲み物などを飲む時はストローを使うのもおススメです。歯に酸がふれる時間や回数を少なくすることができます。

③ 噛む回数を増やしたりガムを噛んで唾液の分泌を施す
唾液には酸を洗い流したり、酸味を薄める効果があります。

普段からよく噛むことを意識したり、ガムを噛む習慣を身に着けると、唾液の分泌量がアップします。

唾液量が増えることで、酸性の強い食事や飲み物を摂取しても歯のダメージを抑えることができます。

④ 逆流性食道炎や摂食障害の場合は専門病院を受診する
逆流性食道炎や吐き戻しの習慣のある拒食症の疑いがある場合は、専門の病院に早めに相談しましょう。

根本的な要因を早期に治療することで酸蝕症だけでなく、全身の様々な健康問題のリスクを低くすることができます。





酸蝕症の治療法

続いては、酸蝕症の治療についてみていきましょう。

① 溶けたり欠けた歯の治療
酸蝕症によって歯が溶けたり欠けてしまった場合や、酸蝕症により詰め物と歯の間に隙間ができてしまった場合は、被せ物や詰め物の治療を行う必要があります。

歯が薄くなったり脆くなったまま放置すると、虫歯や神経の炎症のリスクが上がってしまうので早めに歯医者さんで治療をするようにしましょう。

② 知覚過敏の治療
酸蝕症によって冷たいものがしみたり、知覚過敏の症状がある場合は歯医者さんで知覚過敏の治療を行ってもらうことをおススメします。

歯がもろくなっているところを強化したり、知覚過敏の薬を塗ってもらうことで、歯がキーンとしみる症状を緩和することができます。

③ 軽度の酸蝕症の場合はフッ素塗布
軽度の酸蝕症の場合は、定期的に歯医者さんでフッ素を塗ってもらうことで、歯が欠けたり脆くなる前に酸蝕症の進行を抑えることができます。

また、このときイオン導入によりフッ素の処置を行うと、フッ素の吸収がアップしてより高い歯質の強化効果が期待できます。

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