OPS.900超えなのになぜ? 連発続く村上宗隆の“価値”に元ヤ軍打撃コーチは異論「打率は重要じゃないと言われるが、ムラカミに限っては重要視すべき」
淡々と己の役割を全うしている村上。そんな大砲に元MLB選手から異論が飛んだ(C)Getty Images
和製大砲の勢いが止まらない。去る4月21日(現地時間)に敵地で行われたダイヤモンドバックス戦で、ホワイトソックスの村上宗隆は9号ソロマーク。特大の一打は、4戦連発の豪快弾となった。
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まさに「当たれば飛ぶ」という打席が続いている。出場26試合で、村上の打率は.234とお世辞にもハイスタッツとは言えないが、9本塁打を記録。さらに長打率.584、出塁率.394と高い割合をキープ。さらに出塁率と長打率を足し合わせた値から打者の出塁と得点に対する貢献度を数値化する「OPS」は.978を記録。同指標は、平均が.730前後と言われているだけに、.900超えは、「オールスター級の強打者」と呼べる水準である。
この村上の長打力に偏った打撃内容は、米球界内でも声価を高めている。そうした中で、あえて、さらなるスキルアップを求める意見も飛んだ。現役時代に3度の球宴出場歴を持ち、2023年にヤンキースの打撃コーチも務めたショーン・ケイシー氏は、MLB公式ネット局『MLB Network』の番組内で「今の時代は『打率は重要じゃない』と言われるが、ムラカミに限っては、重要視すべきだ。彼ほどのエリート選手には、相手の“エリートな球”を常に打ち崩す力が求められるからだ」と力説。より重要な局面やエース級投手を相手に打つ確率を増やすことを求めた。
現役時代に通算130本塁打を放ったいぶし銀の名手だったケイシー氏は、「ただホームランを打って、たまにフォアボールを選ぶだけではまずいと言いたいわけじゃない」と強調。その上で、「試合の命運がかかった場面、それこそメイソン・ミラー(パドレスの守護神)のような剛腕から打ってほしいんだ」と指摘した。







