サンフレッチェ広島 新ユニフォームをライバル球団カラーにしてSNSで炎上する事態に!
チームの象徴であるユニフォームの色を、よりによってライバル球団カラーに染めてしまうとは…。
サッカーJ1・サンフレッチェ広島が発表した、今シーズン着用するセカンドユニフォームデザインがSNSで炎上する事態になった。問題となっているのは、新ユニフォームの色。ナイキ社が提供する浦和レッズ、鹿島アントラーズの3クラブによる史上初の統一テーマとして白シャツ、赤パンツが採用され、今夏の東京五輪を意識した「日の丸をイメージ」したものという。
「広島東洋カープのチームカラーの赤からインスパイア(影響)された」
ライバルクラブをイメージさせる「赤」を使用したことで、サンフレッチェのサポーターが激怒。昨年まではセカンドユニにもシャツの襟元や側面にチームカラーの紫が配色されていた。ツイッターでは「#紫を取り戻せ」のハッシュタグも作られ、疑問の声や批判、撤回を求める声が続出。問い合わせはクラブに届いただけでも600件を超えた。
「チームカラーを大事にせず、紫のサンフレッチェがなぜ赤を使うの?」
「オリンピックのために、わざわざ鹿島や浦和とセカンドユニを統一するのは意味不明」
「ビッグクラブ、大企業に忖度せざるをえなかったのか」
「3チームが同じユニフォームって、業者がただ手抜きしたとしか思えない」
またチームカラーでない「赤」を使う理由について、「広島東洋カープのチームカラーの赤からインスパイア(影響)された」と、同じホームタウンのプロ野球チームを引き合いに出したことが火に注いだ。カープファンの怒りまで買った。
「カープが赤だから、うちも赤ってファンをバカにしてるのか」
「無関係のカープをユニの色変えるダシに使うのは無神経」
「クラブとしてのアイデンティティー(自己確立)がない」
「カープはカープ。 ユニフォームは個性を主張する大事なアイテムだろ」
サンフレッチェの担当者は、ある程度の批判は覚悟していたが、今回の騒動は「想定外」だったそうで「セカンドユニフォームのカラーは今までも、それほど『紫』にこだわってこなかった」。11年に「宮島の鳥居」を連想される朱色を使用し、オレンジや蛍光イエローを使ったこともあるが「今回ほどの反対意見の数はなかった」という。