富士山を見れば明日の天気がわかる?!天気予報より正確な自然現象とは

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 朝、出かける前に天気予報を見るという人は多いだろう。「午後から雨が降るから傘を持って行こう」とか「夕方から急に気温が下がるらしいから、一枚多く羽織るものを持とう」など、その日の持ち物や服装を判断するのに便利である。

しかし、天気予報が外れることも多いと感じている人も少なくない。「降ると言っていたのに降らなかった」「暖かくなると聞いて薄着で来たが寒かった」などの経験は誰しもしているのではないだろうか。

天気予報のない昔の人たちは、明日の天気や一年の気候などをどう判断していたのかご存知だろうか。農作物を育てたり管理したりするためには、長期の気候の変動を知ることも重要である。

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富士山にかかる雲で天気予報!?


実は、正確な天気の変化を予知する方法を人々は昔から知っていた。例えば日本を代表する山の富士山。富士山の上にかかる雲を見ると翌日や近い未来の天気の変動を予測することができる。

観天望気(かんてんぼうき)といい、雲や風など大気の状態を見て天気を予測する。富士山頂上にかかる雲に特徴が現れる。

頂上がすっぽりと笠を被ったように雲に覆われた時は近いうちに雨が降る。また、笠雲が2つ重なって富士山頂に現れた時には、雨だけではなく風も強くなる。

笠雲が発生するのは富士山上層の風が強い時で、風下の山の斜面部分の雲の粒が絶え間なく消えていく。そのため、遠くから見ると笠雲は動かないように見えるのである。

低気圧や前線が近づき、暖かい湿った空気が入ることで発生する現象で天気が崩れることを予測できる。笠雲が発生すると24時間後までに約70%の確率で雨になる。なかなか高確率だと言えるだろう。





デイゴの花で台風の接近や上陸を予知!?

鹿児島県の奄美大島に隣接する加計呂麻島では、5月デイゴの花が咲く。華やかな赤い花が一面に咲きほこる様子は圧巻で、観光スポットとしても人気がある。

このデイゴの花が満開に咲く年は、実は台風の当たり年と言われている。夏から秋にかけて多くの台風が接近または上陸するとされているのだ。

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