【対談】中野友加里×安藤美姫、今後の夢は「自分のリンクを持ち、100%選手の為にいてあげられるコーチに」
フィギュアスケート女子元日本代表の中野友加里さんが、フィギュアスケートを様々な角度からお届けするYouTubeチャンネル「フィギュアスケーター中野友加里チャンネル」。
年明けよりお届けしている、元世界女王・安藤美姫さんとのコラボ動画。最終回となる第6弾では、振付師として活動している安藤さんの現在、そして、自身が思い描く今後の夢について語られた。
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楽しい中にも責任感を持っている
現役引退後、現在はアドバイザー、振付師としてフィギュアスケートに携わっている安藤さん。自身は「想像力がない」と話す中野さんが、「振り付けは楽しいか?」と尋ねると、安藤さんはこう答えている。
「振り付けは、最初やりたくなかったんです。初めて声をかけてくれたのが、大庭雅選手でした。彼女は門奈裕子先生の門下生でずっとやっていたんですが、依頼された年は、大庭選手が引退を考え始めた年だったみたいなんです。ショートプログラムの曲を『ミッション』で考えていたそうなんですが・・・。『安藤美姫 ショート ミッション』って結構第表作の一つで、『同じ曲で美姫ちゃんに振り付けしてもらいたい』と言われたんですが、最初は断ったんです。自分には才能ないし、コーチにはなりたいけど、振付師は本当に無理だからと。」
と、振付師として活動し始めた当初を振り返る安藤さん。だが、
「大庭選手も、全日本選手権とか国際大会に出場している選手なので、そんな責任は負えないと思いました。門奈先生も、最初は反対していたみたいなんですが、大庭選手が、『お願い』ってずっと言ってくれていて・・・。じゃあやってみようかと言って始めたのが、振付師を始めたきっかけなんです。」
と、自身を憧れだと言ってくれた選手の振り付けをきっかけに、次第に楽しくなっていったという。
「色々考えるのとか好きですし、今は選曲のお手伝いとかもしています。楽しい中にも責任感を持ちながら選手とは接していますね。」