笹生のメジャー連覇か?畑岡の悲願達成か?渋野の大逆転か?「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」日本勢に大会直前インタビュー
今シーズンのメジャー第3戦目となる本大会は、1955年に始まり、1977年には樋口久子が日本人としてメジャー大会初制覇を果たしたことでも知られる。前回は無観客で開催されたが、今回は会場を変え、8000人の観客を入れて開催。舞台となるのは、「球聖」と呼ばれた伝説的ゴルファー、ボビー・ジョーンズと深い関わりを持つ歴史的なコースで、40年ぶりに南部での開催となる。
日本勢からは2018年大会のプレーオフでメジャー制覇まであと一歩に迫った畑岡奈紗、東京五輪代表入りへのラストチャンスを狙う渋野日向子、そして今年の全米女子オープン覇者の笹生優花らが出場。大一番を控えた日本勢に独占インタビューを行った。
(左から時計回り)ダニエル・カン、畑岡奈紗、コ・ジンヨン、ブルック・ヘンダーソン、ネリー・コルダ、笹生優花/Getty Images
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笹生優花
Getty Images
Q.全米女子オープンから2週間経ちましたが、改めてメジャーチャンピオンだと実感しますか?
「特にそういう気持ちはあまりないです。今は今週に集中したいです」
Q.ローリー・マキロイ選手にもお会いしたと思いますが、どうでしたか?
「すごく優しい方でしたし、いろいろアドバイスをもらえて、感謝の気持ちです」
Q.メディア対応等で忙しかったと思いますが、どんな2週間を過ごしましたか?
「USGAやLPGAのスタッフの方々がサポートをしてくれたので、メディアの対応とかも全然辛くなかったですし、逆にそのおかげで自分もちゃんと休めたので、本当にありがたいです」
Q.クラブセッティングに行ったと聞きましたが、セッティングを変えたりしましたか?
「変えてはいないです」
Q.ご自身の調子のほうはどうですか?
「2週間試合に出られなかったので、まだちょっとわからないです」
Q.今回はメジャーチャンピオンとして初めてのトーナメントですが、コースの印象はいかがですか?
「4日間ずっと雨だと思いますが、ゴルフ場はすごく綺麗ですごく距離が長い印象です。ショットはまだ大丈夫なのですが、パットに不安が多少あります」
Q.笹生選手のようにロングヒッターは有利だと思いますが、その辺がキーポイントになってきそうですか?
「フェアウェイにいっぱい入って、グリーンにも乗っかったら良いんじゃないかなと」
Q.コンディション的には結構濡れていると話していましたが、グリーンスピードとかにも影響はありますか?
「フェアウェイは結構濡れていましたが、グリーンはすごく綺麗で雨が降ったような感じには思えなかったです」
Q.今回から計測機が使えると思うのですが、その辺はどう感じますか?
「すごく良いと思います。(ラウンドが)早くなるんじゃないかなと思います」
Q.実際に今週使ってみようと思いますか?
「ちょっとまだわからないですね。ずっと歩測していたので、キャディさんと話して決めたいと思います」
Q.メジャーチャンピオンということで挑む今週のメジャー、意気込みをお願いします。
「楽しんで、良いゴルフができるように頑張りたいと思います」