体がだるい・・・身体をリセットしてくれる野菜をピックアップ!

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 この時期、何となく体がだるい、たくさん寝ても眠い、肌が荒れる、アレルギー症状が出る...そんな体の変化を感じる方が多いのではないでしょうか。この時期特有の体の不調を改善してくれるのが「春野菜」です。

 今月は眠っていたカラダをリセットしてくれる春野菜を紹介します。

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●春野菜の特徴「強い香り」「独特の苦み」
 晩秋から冬に種まきや苗を植え付けた野菜は、寒い冬の間、地中に根を張り、成長するエネルギーを蓄えながら春を待ちます。暖かくなり、芽を出した春野菜は、害虫から我が身を守るため、独特な苦み成分を蓄えており、この成分が人にとっては解毒作用として働きます。

●春野菜のポイントは「抗酸化力」
 春野菜に含まれる主な栄養成分は、植物性アルカロイド・ビタミン・鉄・マンガン・亜鉛などで、いずれも「抗酸化力」を持っています。「抗酸化力」には、あらゆる病気の原因や老化の原因 になる有害な活性酸素を除去してくれる働きがあります。

春野菜の中でも今回は「玉ねぎ」をピックアップ!

●玉ねぎの栄養 ~涙を流す成分に生活習慣病予防成分あり~
 玉ねぎ特融の辛味と目にしみる成分は「硫化アリル」という成分で、疲労回復に必要なビタミンB1の吸収を助け、新陳代謝を活発にし、血液をサラサラにする効果があります。ビタミンB1が不足すると疲労や食欲不振、不眠、イライラ症状が起きやすくなりますので、玉ねぎを上手に調理したくさん摂取しましょう。春野菜の特徴である抗酸化作用もあるので、老化原因を少なくする働きもあります。

■ビタミンB1 を多く含む食材…豚肉、ハム、たらこ、大豆、玄米ご飯、ひらたけ、焼きのり

●知ってる!? 玉ねぎの調理と保存のコツ
【POINT1 玉ねぎでもう泣かない】よく冷やし、繊維に沿って切る。
【POINT2 栄養を逃さない】水に溶けやすく熱に弱いので、水にさらし過ぎないこと。加熱し過ぎないこと。
【POINT3 保存は風通しの良い場所で】湿度が高いと栄養、風味が落ちてしまいます。日陰で吊るして保存するのがベスト。

新玉ねぎの肉詰め煮
【材料】2人前
合びき肉…100g
玉ねぎ…2個
生姜…1/4個
ブロッコリー…お好みで
にんじん…1/2本
マッシュルーム…2個
だし…500cc
塩…少々
こしょう…少々
パセリ…適宜

【作り方】
1)玉ねぎは皮を剥き、上下を切り落とし、スプーンで中身をくり抜いてカップ状にしておきます。※玉ねぎをくり抜いた後、中身も具材として使うので捨てずにとっておきましょう。
2)玉ねぎの中身と生姜をみじん切りにし、合びき肉と一緒にボウルに入れ、塩、こしょうをし、粘り気が出るまで混ぜ合わせます。
3)1に2を詰め、鍋に入れ、だしを加えたら、弱火で15 分ほど煮込みます。その後ブロッコリーとマッシュルームを入れ、5分程煮込みましょう。
4)器に③を盛り付け、仕上げにお好みで、黒こしょう・パセリのみじん切りをかけて完成です。
 

 今回は玉ねぎの栄養成分を逃すことなく、スープにしました。豚肉との組み合わせで効能ばっちりのスープになっています。また、たんぱく質・ビタミンB2・カリウム・食物繊維と脂肪を燃やすために最適なマッシュルーム、お肉には脂肪燃焼効果のある生姜を使用しました。

 様々なスタートの春、元気に過ごすためにも自分のカラダをリセットしてみませんか?

【監修】
スポーツクラブNAS
栄養士
内藤愛純





「文:けんこうフィットNEWS 」

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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