子どもを望む人が知っておくべきこと。 妊娠率アップに関連する栄養素とは?

タグ: , , 2021/8/3

 「プレ妊活」という言葉をご存知ですか?

将来の妊娠や出産のために、いつかは子どもが欲しいと考えているカップルが、妊娠に向けてからだの準備をすることです。先輩カップルや夫婦の中には、「不妊治療が必要になる前に、もっと自分のからだに目を向けておけば良かった」「妊娠に準備が必要なことに、早く気付いておきたかった」といった体験を語っている方もいます。

また、厚生労働省の「不妊治療と仕事の両立サポートハンドブック(※1)」によると、不妊を心配したことがある夫婦は35.0%で、夫婦全体の約2.9組に1組の割合、実際に不妊の検査や治療を受けたことがある(または現在受けている)夫婦は18.2%で、夫婦全体の約5.5組に1割とされています。この数字からも子どもを望んだ時、多くの夫婦が不安を抱えていることや不妊治療と向き合っていることがわかります。

こうした中で、不妊治療の新しい可能性として、ビタミンDが妊娠率アップと流産率ダウンに関連しているという研究結果が発表され、世界から注目されています。今回は、妊娠や出産、不妊とビタミンDの関連についてご紹介します。

(※1)不妊治療と仕事の両立サポートハンドブック
https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/dl/30l.pdf





多くのカップルが不妊に悩み、子どもの16人に1人が体外受精で産まれている


 不妊症の一般的な言葉の定義は、「避妊をせずに1年たっても子どもができないこと」とされ、病気ではなく、病名に準じたものとして用いられる「症候群」とされています。症状群は、原因や理由が分からないことが多く、不妊症も加齢によるものから、女性側、男性側、そして両方に原因がある場合などさまざまな。さらに、現在の日本における対外受精の治療件数は年間約45万件、生まれる子どもは5万人を超えて年々増え、「16人に1人が体外受精児である」と日本産科婦人科学会が報告書(※2)をまとめています。多くの方が子どもを望んでいるにも関わらず、自然妊娠ができずにいることがわかります。

厚生労働省も不妊治療も保険が利用できるように、適用範囲の拡大に向けて動き出すなど、子どもを望むカップルをサポートする体制づくりが始まっています。

(※2)日本産科婦人科学会「令和元年度 倫理委員会 登録・調査小委員会報告(2018 年分の体外受精・胚移植等の臨床実施成績)」
http://fa.kyorin.co.jp/jsog/readPDF.php?file=72/10/072101229.pdf

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