大谷8勝目&40号!「彼はスーパーマンか?!」漫画でもありえない大活躍に全米熱狂!
エンゼルスの大谷翔平投手(27)は18日(日本時間19日)、敵地で行われたタイガース戦に「1番・投手」として出場。投げては8回を投げ6安打1失点8奪三振で、メジャーのキャリアハイとなる8勝目をマークすると、打っても8回に4試合ぶり、両リーグ最速となる40号を放ち、「打者・大谷」として「投手・大谷」を助けた。これで2位のゲレーロJr.(ブルージェイズ)との差は5本となった。
まさに打棒一閃だった。2―1と1点をリードした8回先頭打者の場面。1ストライクからの2球目、右腕シスネロの甘く入ったスライダーを完璧に捉えると打球はあっという間に伸びてライトスタンドへ飛び込む特大の40号アーチをかけた。打った瞬間に本塁打を確信した大谷は、ゆっくりと歩き出す。余裕を持って、ダイヤモンドを1周すると、ベンチで待っているナインにハイタッチで迎えられた。登板日の本塁打は4月4日のホワイトソックス戦に次いで2試合目となった。
この日は「投手・大谷」としても躍動した。5回にはカストロに1発を浴びたが、スプリット、スライダーを有効に使い、無四球で8奪三振。8回を投げ90球と省エネ投球で、メジャー自己最多、チーム勝ち頭となる8勝目を挙げた。
これで投手としては5連勝、開幕当初とは違い安定した投球ぶりを見せているのは、変化球を効果的に使えるようになったことで、打たせて取る投球に変化したことも大きい。