日本ハム・伊藤「ジンクス破りのイメチェン」施すも「5度目の正直」ならず
日本ハムの伊藤大海投手(24)が14日、札幌ドームで行われた西武戦に先発登板。「5度目の正直」で新人選手一番乗りとなる二桁10勝目を目指したが、7回2失点で負け投手となり9敗目を喫した。
伊藤は、9月7日の楽天戦で9勝目を挙げ、二桁勝利に王手をかけていたものの、その後4戦連続で勝ち星なし。ここ3試合は自身3連敗を喫していた。
あと1勝が遠いなかでも、
「何も得ることなく10勝してしまうのと、色々試行錯誤して掴み取る1勝では、その先に大きな違いがあると思う」と、ルーキーながらチームのエース級の期待を背負い、日々経験値を積んできた。
この日は初回からランナーを出しピンチを招きながらも要所を締めるピッチングで5回まで無失点を続ける。
だが6回、相性の悪い先頭・3番の森にツーベースヒットを打たれると、続く4番中村に投じた3球目のスライダーを完璧にレフトスタンドに運ばれ、先制の2ランホームランを許した。
「本来であればもう少し厳しめに投げておかなければいけないボールだったので…。失投ですね」
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