ピラティス、綱トレ、フラフープ・・・、プロ野球春季キャンプ「変化形」トレーニングの内容とは
球春到来。キャンプインを迎え、各選手シーズンを見据え調整に励んでいるが、この時期の注目はトレ―ニングにもある。この時期だからこそできるともいえる、なかなかシーズン中は見られない変わったトレーニングが目白押しとあって、今回は各球団のトレーニングを紹介する。
まずは新監督の言動が注目を集める日本ハムから。第1クールの2日にグラウンドに登場したのが、ピンク色のフラフープと脚立だった。2つの脚立を約4~5メートル間隔に設置し、フラフープにくくられた紐を両方の脚立に乗ったスタッフが支える。
地面から約2メートルの高さにフラフープを浮かすと、このフラフープをめがけて、外野手が次々に輪の真ん中を通して遠投を行った。目的は低い軌道の送球と制球力を選手に意識させるためだという。ほかにも打撃練習ではテレビ番組でも用いられる500万円のバーチャル打撃マシンを用意するなど、話題満載となっている。
また昨季は屈辱の3位に終わり巻き返しを図る巨人では二軍で「綱トレ」が導入された。これは今季から二軍首脳陣に加わった小笠原打撃コーチ発案によるもの。
選手2人で綱の両端を持って揺さぶりあう過酷なメニューで、目的としては体幹を鍛え、体のバランスを整える目的があるという。実際にトライした湯浅と立岡は終了後、思わずグラウンドに倒れ込むほど、ハードなメニューとなった。
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