プロが教える3時間で15品の作り置き!これで差がつく調理工程テクニック
[文:食の専門家による出張料理サービス「シェアダイン」(https://sharedine.me/)]
テレビ、雑誌、料理本など様々なメディアで取り上げられて大人気の作り置きレシピ。一方で「沢山の品数を一度に作るだけで半日がかりになってしまい疲れてしまう」、「味のパターンやメニューが似通ってしまい飽きてしまう」、「食中毒など衛生面が心配」といった声も聞かれます。
そこで今回、出張シェフとして、お客様宅で作り置きをお仕事にしているシェアダインのシェフに、どうやったら効率的・衛生的にたくさんの品数が調理できるかを、「段取り」・「準備・調理」・「後片付け」の3段階に分けてテクニックを教えてもらいました。
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作り置き準備・段取り編
作り置きは段取りがとても大切です。あらかじめしっかり段取りを決めておきましょう。
メニューの組み立て
先ずは冷蔵庫に入っている食材を把握してメニューを組み立てていくのがおすすめです。肉魚は温度管理に気を付けたほうが良いですが、使う食材はすべて出してしまいましょう。冷蔵庫の開け閉めをする無駄も省けますし、何を使いたいか整理できるので効率アップです。作りたいメニューが大体決まったら必要な調味料だけ先に混ぜ合わせてしまうと失敗も少なく、レシピを見る手間も減らせます。
調理順の組み立て
調理中に気を付けることとしては、デザートやサラダは最初に調理してしまうのが良いですね。衛生面で肉魚との接触をさけて、食中毒も予防します。生食のものが終わったら、湯でものは加熱時間が長いものから調理をしていきましょう。野菜は料理ごとに大きさをそろえるだけで火の通りが均一になり、食感もよくなります。浅漬けや漬け込み料理は最初に混ぜ合わせた調味料に漬け込んでおけば調理が終わるころには食べごろです。