巨人・坂本 「特権」はく奪も ささやかれる「末路」とは
巨人は13日のヤクルト戦(神宮)に9ー7と勝利。岡本和が2発、ウォーカーと中田も1発ずつ放ち、得意の一発攻勢でヤクルトに打ち勝った。エース・菅野は8勝目。3位・阪神には1差となった。
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負けられない戦いが続く中、主砲・中田が気を吐いた。2点リードの5回1死二、三塁。2番手・大西の初球スライダーを捉えると、打球は高々と上がり、左翼席へ飛び込む2戦連発となる21号3ランを放った。
この日は日本ハム時代の恩師、侍ジャパンの栗山監督が視察に訪れていた。恩師の見守る中で初めて一発を放ち、「栗山さんの前で打てて個人的にはうれしい」と言葉を噛み締めた。逆転CSに向けて「みんなで気持ちを全面に出してやっていきたい」と士気を高める中、一人浮かない顔を見せたのは坂本だった。
「2番・遊撃」として先発出場、5打数2安打1三振。ヒットこそ出たものの、各選手がホームランを打ってもベンチで迎えることなく、打席でも硬い表情が目立った。
背景にある女性問題が尾を引いている。10日に「文春オンライン」で報じられた一般女性に対しての中絶トラブル。記事の中ではLINEでのやり取りを含め、女性との生々しいやり取りの音源も流出するなど、あまりに「えぐい」内容に現在も特にネット上では批判が噴出している。
坂本は独身であり、この問題は当事者どうしですでに示談も済んでいることで、球団も沈静化するのを待つ構えとなっているが、女性誌などを中心に「続報」が相次いでいるとあって、対応に頭を悩ませている。