将来は球団社長!?日本ハム杉谷の注目集める「第二の人生」
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日本ハムの杉谷拳士内野手が28日、札幌市内の球団事務所で会見を開き、今季限りでの現役引退を表明した。
球界屈指のムードメーカーは14年間のプロ野球人生を振り返りつつ、「人生出発したばかり。前進会見です」と最後まで「らしさ」満点となった。最後はサプライズで前監督の栗山英樹氏(侍ジャパン監督)が会見場に登場すると男泣きするシーンもあった。
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ファイターズブルーの青のスーツで会見場に登場した杉谷は「テストから入って今日まで14年間ファイターズでお世話になりました。引退会見という言葉は使いたくありません。前進会見ということでこれからの人生を前進していきます」と晴れやかな表情でのべた。
杉谷は帝京高から入団テストを経て08年ドラフト6位で入団。15年には規定打席に達しなかったもののキャリアハイとなる打率・295をマーク。チームでは貴重なユーティリティプレーヤー、ガッツあふれるプレーで知られた。
また、ベルーナドームで行われる西武戦では、西武のウグイス嬢、鈴木あずささんから打撃練習中に愛のこもった『いじり』アナウンスを受けるのが球界名物にもなっていた。球団の垣根を越えて愛され、今回の引退の一報にも楽天・涌井はツイッターで反応。杉谷が初ヒットを放ったのは自分からだったと明かした上で「西武ドームでのいじられ好きだったんだけどなー。 いつかまたいじられてくれ!!」と愛情あふれた惜別コメントを送った。