「この選手は獲っといたほうがいい」戦力外通告続く中で、球界OBが獲得を提言する「選手の名前」
プロ野球の第2次戦力外通告期間が11月16日に始まり、22日には5球団19選手が通告を受けた。
そんな戦力外通告を受けた選手たちについて、現役時代に横浜などで活躍し、引退後もアテネオリンピック日本代表や、横浜でコーチを歴任してきた野球解説者の高木豊氏が、自身のYouTubeチャンネルで語った。
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オリックスの日本一で幕を閉じたプロ野球。興奮もまだまだ冷めやらぬ中、すでに来季に向けて各球団が動き出している。ドラフトや移籍などで新戦力が加入すれば必ず、誰かが首を切られてしまうシビアな世界では、今年も多くの選手に戦力外通告が続々と告げられている。
戦力外となった選手の中でも、働き場所さえ変われば、まだまだ活躍できると見られている選手も存在する。広島の安部友裕内野手などもその一人だ。
2008年にドラフト1位で広島に入団。2016年には高い守備力でレギュラーを獲得し、2017年には打率3割1分をマークし、2018年の日本シリーズでは1試合に本塁打を放つなど3連覇に大きく貢献した。しかし今季は1度も一軍出場がないまま終了し、戦力外通告を受けた。しかし、阿部自身は現役続行を希望している。そんな経験豊富な内野手については高木氏も、「安部は使えるよなぁ。何がどうなったのか」と、戦力外通告を受けるような選手ではないという印象から驚きの表情で、現役続行の背中を押した。
さらに続けて阿部の能力についても、「すごくパンチ力あるし、三拍子揃ってるように見えるけどね。守備もそこそここなすし、パンチ力もあって、教え方次第で良くなる選手だと思うけどね」「この選手は取っておいた方がいい選手だよね。俺はまだできると思う」と再評価し、チームが変わればまだまだ輝けるポテンシャルを持ち合わせていると太鼓判を押した。