「脳の疲れは〇〇時間眠れば大丈夫!」快眠につながるメソッドを紹介
[文:女性医療クリニックLUNA(http://www.luna-clinic.jp/)]
女性の様々な悩みを中心に情報発信をしている、女性医療クリニックLUNAグループのYouTubeチャンネル「るなクリニックch」。
今回は、「ミドルエイジからの女性の悩み」として、女性ホルモンの変化と睡眠についてご紹介します。
以前もお伝えしましたが、女性は45〜55歳の間に閉経し、この間に女性ホルモンが急速に下がります。
この時、アップダウンをしながら下がるため、更年期障害に陥り、自律神経失調症や精神神経症状を起こしやすくなります。
これにより、どんな症状が起こるかというと、知覚過敏になります、今まで不快ではなかった全てのものが、「なんか不快だ」となります。
そして、50歳以降の女性はよく不眠になると言われていますが、それは、寝ている時もちょっとした刺激や物音に起きてしまうからなんです。
そのため、50歳以降は、眠りにこだわらないといけなくなるのです。
具体的には、寝る1時間前になったら部屋を暗くし、コーヒーや紅茶などのカフェインを控え、静かに寝るなどです。
ですが、逆に寝過ぎもあまりよくありません。
睡眠は一晩でレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返すと言われています。
レム睡眠は、脳は少し起きていて体だけ休む、ノンレム睡眠は深く寝るので脳も体も休まります。
成長期は1回のサイクルを2〜3時間とした時に、ノンレム睡眠で沢山寝てレム睡眠になるのを2,3回繰り返すため、8時間など長く睡眠を取れますが、年をとると、1回だけ深いノンレム睡眠ができれば脳は十分です。
なので、睡眠をはじめて3時間ほど深い睡眠が取れれば、その日の脳の疲れは取れたと思ってもらって大丈夫です。
これではまだ体の疲れは取れていないですから、その後の3時間は多少物音が気になっても、ちょっとウトウトして朝を迎える。それでも良いやと思うことが大切です。