B1リーグ・シーホース三河、信州に連勝!
シーホース三河は、4月29日(土)、30日(日)、敵地のホワイトリングで信州ブレイブウォリアーズと対戦した。
29日に行われたGAME1は立ち上がりから主導権を握ると、テンポよくパスワークを展開。前半の内に2桁点差をつけ突き放すと最後まで1度もリードを許さず、75-61と信州から今季初勝利を挙げた。
30日に行われたGAME2では序盤攻め込まれるも、段々と流れを引き寄せ、終わってみれば73-61と10点以上の大差をつけ、完勝。今季なかなか勝てなかった信州相手に善戦、連勝を果たした。
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―試合結果―
2023年4月29日(土)
信州 ● 61 – 75 〇 三河
(三河通算成績 25勝32敗)
1Q 信州 11–16 三河
パスワークで信州の堅守を崩し、順調な滑り出し
スターティング5は、#4細谷、#18角野、#19西田、#30ミラー、#54ガードナー。
#18角野が積極プレーで流れを作り、#18角野のドライブから#54ガードナーがゴール下を沈めて先制。パスワークで信州のディフェンスを揺さぶり#18角野のミドルシュート、#30ミラーのドライブで6-0とリードする。
信州は早々にタイムアウトを取って立て直しを図るが、その後も足を使ったディフェンスで信州に得点を与えない。開始4分半に信州#11熊谷に初得点を取られるも、すぐに#54ガードナーが1on1からのミドルシュートを返上する。
以降は両チームともにシュートを決めきれない我慢の展開が続くが、#54ガードナーがリバウンドからフリースローで加点。#7長野が3Pシュートを沈めて4-13と突き放す。
信州#30サイモンの3Pシュート、#24ホーキンソンのアタックで反撃されるが、#19西田の3Pシュートで対抗。終了間際に信州#24ホーキンソンに得点され、11-16の5点リードで1Qを終える。
2Q 信州 25–30 三河 (信州 14–14 三河)
二桁リードを作るも終盤追い上げられ、5点リードで後半へ
スタートは、#1中村、#7長野、#9ローレンス Ⅱ、#19西田、#30ミラー。
#30ミラーのドライブで先制。テンポの良いボールムーブから#9ローレンス Ⅱがディフェンスの裏を取って復帰後初得点をマークする。
開始2分半に#1中村のアタックから#19西田が3Pシュートを沈めて14-23とリードを二桁に広げる。#30ミラーのミドルシュート、#7長野のフローターで得点を重ね、15-27でオフィシャルタイムアウトを迎える。
信州#11熊谷の3Pシュート、ファストブレイクの連続得点で7点差に詰められるが、#13ジャワトの3Pシュートで二桁点差に押し戻す。終盤、信州#24ホーキンソンのバスケットカウント、#55マクヘンリーのアタックで追い上げられ、5点リードでハーフタイムを迎える。
3Q 信州 46–56 三河 (信州 21–26 三河)
ミラーが3連続3Pシュートで、二桁リードを作る
スタートは、#4細谷、#18角野、#19西田、#30ミラー、#54ガードナー。
信州#15前田の3Pシュートで先取されるが、すかさず#19西田が3Pシュートで取り返す。#54ガードナーがフェイダウェイ、フローターの連続得点を挙げ、#4細谷がディフェンスリバウンドからプッシュしてフリースローで得点を重ねる。
信州#55マクヘンリー、#77岡田の連続3Pシュートで4点差に迫られるが、#30ミラーの3Pシュートで引き離す。その後は点の取り合いとなるが、#30ミラーが立て続けに3Pシュートを沈め、残り3分に#19西田のアタックに#9ローレンス Ⅱが合わせて40-51と再び二桁リードを築く。信州は#77岡田の3Pシュートで食らいつくが、#30ミラーがバスケットカウントで応戦し、10点リードで最終Qへ入った。
4Q 信州 61–75 三河 (信州 15–19 三河)
一度もリードを許すことなく、14点差で快勝
スタートは、#1中村、#7長野、#9ローレンス Ⅱ、#19西田、#54ガードナー。
#54ガードナーが1on1からタフショットを沈めて先手を取る。インサイドを固く守る三河に対して信州は#15前田の3Pシュートで食い下がるが、#19西田のアタック、#54ガードナーのゴール下で引き離し、リバウンドから#19西田がファストブレイクで加点してリードを15点に広げる。
信州に一桁点差に詰め寄られるも、崩れることなく#54ガードナーのパワーアタック、#19西田のカットインなどで二桁点差に戻す攻防が続く。残り2分に#30ミラーのステップバックシュートで61-72とすると、オフェンスリバウンドを制して、粘る信州に反撃の機会を与えず、#7長野が3Pシュートで勝利を決定づけて14点差で完勝した。
シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一 試合後コメント
信州さんはディフェンスからいいチームオフェンス、3Pシュートを決めるといういいバスケットをしているチームです。
我々も個人プレーに走ってしまうと相手の戦術にはまってしまうので、前回負けてしまった修正点を遂行して、チームでいいオフェンスをすることをテーマに戦いました。今日はそれがしっかりできて、いい形で勝てたと思います。リバウンドも気持ちを出して、みんなで食らいついたシーンもありました。ちょっとミスが多かったんですが、その他は良かったと思います。
明日はまた違う展開になると思いますが、勝てるように挑戦したいと思います。