大谷翔平のトレードの可能性は消滅か!?米放送局はエ軍残留のメリットを指摘「モレノは鳥肌が立つはずだ」
プレーオフ進出に向けテコ入れが始まったエンゼルス。大谷の残留は濃厚なようだ(C)Getty Images
今夏、最も注目を集めていた男のトレードは「無し」と報じられている。
トレード移籍の可能性が囁かれていたエンゼルスの大谷翔平について、現地時間7月26日(日本時間27日)、米メディア『Sports Illustrated』がその去就をめぐっての新情報を伝えた。同メディアによると、エンゼルスは大谷をトレードしないことを決め、「買い手」としてプレーオフ進出を目指すべく方針を固めたとしている。
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すでにエンゼルスは、ホワイトソックスからルーカス・ジオリト、レイナルド・ロペスと2人の右腕を獲得しており、シーズン終盤へ向け、大谷、そしてエンゼルスにとって「悲願」とも言えるプレーオフ争いに本格的に身を投じることとなりそうだ。
トレード期限が近づくにつれ、大谷がエンゼルスにとどまるという見方が強まっていたのは確かだ。米国内からは球団事情など、様々な観点から「トレードは不可能」との声が現在も聞こえてきている。
米放送局『FOX SPORTS』では7月26日、公式サイト上で、今夏での大谷のトレードは行われないとしていくつもの理由を挙げながら、独自の見解を示していた。
中でも、今季の大谷の本塁打ペースが、ヤンキースのアーロン・ジャッジが打ち立てた62本のリーグ記録に迫る勢いであるとして、終盤戦ではチーム成績以外でも注目を集めると予想。その上で「ロサンゼルスはレンジャーズとアスレチックスとの6試合のホームスタンドでレギュラーシーズンを終える。 レギュラーシーズンの最終日にオオタニがジャッジの記録を追い、エンゼルスがプレーオフ出場権を追いかける可能性があるだけで、(オーナーの)モレノは鳥肌が立つはずだ」として、大谷残留が収入面でも大きなメリットであると見通している。