最下位日本ハムにもCS進出のチャンスが!? 元ロッテの里崎智也氏がパの優勝ラインを85勝と予想 注目される「勝負の分かれ目」とは
新庄監督率いる日本ハムにもまだCS進出の可能性はあるとした(C)CoCoKARAnext
元ロッテ捕手の里崎智也氏が28日、動画配信サイト、ABEMAの野球情報番組「バズ!パ・リーグ」に出演。パ・リーグの優勝ラインを85勝と予想した。
「今のAクラスのオリックス、ロッテ、ソフトバンクが優勝するにはどれだけ(勝利が)必要なのか」とした上で「85勝くらいになるのでは。そこが一つの目安」と里崎流の計算式で今後の行方を占った。
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27日の時点でオリックスが51勝34敗2分けの貯金17と独走気配で、「オリックスは残り56試合で、34勝しなければいけない。7月、8月を19勝11敗で乗り切れれば、たぶん優勝ラインに」と分析した。さらに「1週間に3回負けても何とかなる。オリックスは残り22敗できる。7、8月で11敗、9月に11敗で考えると19勝11敗で乗り切りたい」と有利な展開になっていることを指摘した。
上位3チームが突き抜けており、Bクラスの楽天、西武、日本ハムはいずれも借金生活を過ごしているが、下位3球団を交えたクライマックスシリーズ(CS)進出については「CSラインは(勝率)5割が一つの目標」とした。3位のソフトバンクと4位の楽天とは4ゲーム差。十分に形勢を逆転できる。
最下位の日本ハムについても26日の楽天戦に勝利して連敗を「13」でストップ。CSへ向けては「(27日の時点で)7、8月に20勝9敗にする。(8月終了時に)57勝に乗せられれば、(勝ち負けの数を)タイに持ち込むこともできる。夏休みを乗り切れれば、まだクライマックスのチャンスがある」と指摘した。