「右手のけいれん? 問題ない」大谷翔平が今季40号で“大台到達”!シーズン58本ペースでキング独走「世界最高だ」
兜セレブレーションで味方からの歓迎を受ける大谷。その打棒に球場も沸き返った。(C)Getty Images
現地8月3日、エンゼルスの大谷翔平は本拠地で行われたマリナーズ戦に「2番指名打者兼投手」で先発出場。8回の第4打席に今季40号の本塁打を放った。
先発登板も果たしていたこの日の大谷は4回までマリナーズ打線を無失点に抑える好投を披露していた。だが、5回のマウンドには突如としてホセ・ソリアーノが上がり、背番号17は降板を余儀なくされた。
【動画】打った瞬間の確信弾! 世界を驚嘆させた大谷翔平の40号アーチを見よ
球団によると、大谷は右手のけいれんが原因で降板となった。しかし、そのまま終わらないのが、彼が「偉才」と言われる所以だ。
指名打者で出場を続けた大谷は「打者」として本拠地を沸かせた。
まず、1点ビハインドで迎えた6回には申告敬遠で出塁すると、すぐさま二盗に成功。後続の打者がタイムリーを放った間に同点のホームを踏んだ。
さらに1点リードで迎えた8回の第4打席で大谷は、マリナーズ3番手右腕のアイザイア・キャンベルが投じたインコース真ん中への速球を完璧に捉え、打球を右中間スタンドまで運んだ。強烈な一発は打球速度106.7マイル(約171.7キロ)、飛距離390フィート(約118.9メートル)を計測した。
1 2