大谷翔平を「化け物」と称えた男がMLB二冠王に! ブ軍主砲オルソンが41、42号と連発「追う立場になったオオタニ」
直近15試合で9発と打ちに打っているオルソン。その圧倒的なパワーに米メディアも沸いている。(C)Getty Images
怒涛の快進撃を続けてきた29歳のスラッガーが、ついに本塁打数で二刀流戦士を抜き去った。
現地8月12日、敵地で行われたメッツ戦でブレーブスの主砲マット・オルソンは41、42号と連発。アメリカン・リーグでトップの大谷翔平(エンゼルス/40本)を抜き、メジャー単独トップに立った。
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41本目は打った瞬間の当たりだった。6回1死一、二塁の局面で、メッツの2番手右腕リード・ギャレットが4球目に投じた内角低めへのスライダーを叩いたオルソン。打球は109.3マイル(約175.9キロ)のスピードでセンターに一直線。最後はバックスクリーン右奥に着弾した。
そして42号は8回だった。先頭として打席に立ったオルソンは、相手3番手左腕のジョシュ・ウォーカーが投じた95.2マイル(約153.2キロ)の直球を巧みに流し打ち。レフトスタンドのぎりぎりに運んでみせた。
圧倒的なパワーと巧みなバットコントロールを見せつけたオルソン。これで直近15試合9本目という驚異的なペースで本塁打を量産してきた男は、打点数も105として二冠王も視野に入ってきている。
今月2日にエンゼルスと戦った際には大谷について「ショウヘイは化け物だ。おそらく野球史上で最高の選手の1人になる」と絶賛したオルソン。二刀流スターへのリスペクトを口にしてきた29歳の猛打は、現地メディアでも大きな話題となっている。