今夏大物放出のメッツ、来季は「ヤマモトがトップターゲット」と米メディアが見解!大谷翔平と比較しても「メッツのタイムラインに合っている」
24歳とこれから長期に渡って球界を牽引していくだろう山本は、チーム再建中のメッツにとって格好の素材だ(C)Getty Images
レギュラーシーズンも残り少なくなってきているMLBにおいて、メッツはすでに来季以降へ向けてのチーム作りに着手している。
トレード期限までに、ジャスティン・バーランダーとマックス・シャーザーという2人の主力の投手を放出するなど「売り手」に回り、注目を集めた。さらに、今季だけでなく、来シーズンに関しても大幅な戦力補強を行わず長期的な視野での強化を目指すとも報じられた。
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その、チーム事情を前提として、現地時間8月17日(日本時間18日)の米メディア『FANSIDED』では今オフ、メッツの獲得候補とされる2人の日本人投手の特集を組んでいる。オリックスからポスティングでのメジャー移籍が有力視されている山本由伸、そして、シーズン終了後にFAとなる見込みのエンゼルス・大谷翔平の名前が躍っており、どちらが来季の戦力として相応しいかと両者の比較が行われている。
同メディアは、すでに米球界からも実力を高く評価されている山本の年齢にフォーカス。「ヤマモトが他のどのフリーエージェントよりも理にかなっているのは、彼がまだ24歳だからだ」として、実績なども踏まえ「ローテーションの頂点に立つ先発投手として、また最も若い先発投手として、彼はメッツのナンバーワン・ターゲットになるはずだ」と指摘している。
また、これまでも獲得が噂されてきた「二刀流スター」には「もちろん、誰もがオオタニを欲しがっている。彼は史上最高の選手かもしれない」と評しながらも、「メッツにとっては手の届かない選手かもしれない。ほとんどの噂では、彼は東海岸のチームとは契約しないだろうと言われている」と獲得が困難だと見通している。