日本ハムが最大11億円超えの巨額契約を提示した理由? バーヘイゲンの秘める可能性を示す「.128」の意味
カージナルスでマルチな役割を任されたバーヘイゲン。そのパフォーマンスが注目されている。(C)Getty Images
対価に見合うだけの活躍ができるのか。北の大地に舞い戻った助っ人右腕に熱視線が注がれている。1月12日に日本ハムと2年契約を結んだドリュー・バーヘイゲンだ。
20年から2年間、チームに在籍していたバーヘイゲン。「自分のキャリアの中でいつかはまたファイターズに戻ってプレーをしたいという強い思いがありました」という球団発表でのコメントにもあるように、本人に日本ハムに対する相当な愛着があったのは間違いない。
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今回の復帰交渉において日本ハムはかなりの大枚を叩いている。MLBを中心に各国の移籍情報を発信している『MLB Trade Rumors』によれば、2年(2年目は選手オプション)で、出来高払いを含む最大800万ドル(約11億5900万円)の大型契約を締結したという。
推定ながら1年3億5000万円は、11年に5億円の単年契約を結んだダルビッシュ有に次ぐ球団史で2番目の高年俸だ。この事実だけでも日本ハムのバーヘイゲンに対する期待値の高さが伺える。
もっとも、バーヘイゲンも33歳と決して若くはない。そんな助っ人に最大800万ドルの大枚を叩くのは小さくないリスクも考えられる。
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