コロナ禍で来季のF1開催カレンダーから外れたグランプリは?「プロモーターもウイルスに対する前向きな対応が必要」
伊イモラで開催されたエミリアロマーニャGP(メルセデス提供)
来年は1年延期となった東京五輪が待っている。海外から選手や関係者が入国するため、コロナ拡大の温床になるのでは、と危惧されており、短期間で1000人以上の選手や関係者の長距離移動が伴うF1は一つの参考にはなりそう。
特に今年3月のオーストラリアGPではマクラーレンなどのスタッフが現地でコロナ感染が判明。セッション開始2時間前に大会中止を決めたが、その後の防疫対策に対してはプラス材料にはなった。シーズンに入っても選手やチームから感染者は出ているが、パンデミックのような大きな混乱には至ってはいないのは、でき得る限りの感染防止対策をしてきたからだろう。
F1からの撤退を発表したホンダにとっても来年はラストシーズンとなる。コロナに振り回されることなく、全23戦が無事に消化され、チャンピオン争いが熱くなることを大いに望む。
[文・写真/中日スポーツ・鶴田真也]
トーチュウF1エクスプレス(http://f1express.cnc.ne.jp/)
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