歴史・賞金総額・栄誉、すべてが世界最高峰のメジャー「全米女子オープン」渋野、畑岡ら日本勢に大会直前インタビュー

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畑岡奈紗、レクシー・トンプソン、コ・ジンヨン、ブルック・ヘンダーソン、キム・セヨン、渋野日向子/Getty Images

 1946年に第1回大会が開催された現存する最古の女子メジャーであり、賞金総額も女子ゴルフトーナメントの世界最高額であることから、5大メジャーのなかで最も権威ある大会に位置付けられている本大会。この大会で勝つことは、女子ゴルフの頂点に立つと同意のため、多くの女子プロゴルファーたちの目標とになっており、その長い歴史のなかでは数多くの名勝負やドラマが生まれてきた。

前回4位の雪辱を誓う渋野日向子、悲願のメジャー制覇を目指す畑岡奈紗、飛距離で世界を驚かせる笹生優花、オーガスタ女子アマを制した梶谷翼も参戦。大一番を控えた日本勢の最新コメントが到着した。

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畑岡奈紗

Getty Images


Q.今年で4度目の全米女子オープンになりますが、どのような気持ちですか?
「毎年すごく難しいコースですけど、今は楽しみな気持ちが大きいです」

Q.かなりのメジャーセッティングになっていると思いますが、コースの印象はどうですか?
「ティーショットはカーペットに打っているくらい細い印象で、ラフに外してしまうとすごく絡まってくるようなラフなので、フェアウェイに運ぶというのが1番のポイントになるかなと思います」

Q.スロープもあってドッグレッグも多いので、フェードとドローの打ち分け等も必要になってくるように見えるんですが、どうですか?
「横のスロープが多かったり、風の向きも真正面の向かい風と言うよりは、横風の方が多いので、そういった風をうまく使ったような攻め方をしていきたいと思います」

Q.練習ラウンドを見ているとショットの調子が良いように思いますが、ご自身ではどうですか?
「だいぶクラブも上から入るようになってきて、イメージ通りのボールが打てるようになってきたかなと思います」

Q.今週は各選手パーを拾えれば良いという感じでおっしゃってますが、どのあたりが優勝スコアになると思いますか?
「グリーンも日に日に硬くなってきて、今日は水曜日ですが月曜日よりも速くなってきているので、手前から攻めていくのが基本になるのかなっていうところと、パーを友達にできるようにしていきたいなと思っていて。風がどれぐらい吹くかにもよるんですけど、10アンダー前後になるのかなと思ってます」

Q.明日は渋野選手と同じ組でラウンドになりますが、LPGAでは初めてですか?どんな気持ちで戦いたいですか?
「特に意識をすることなく、お互いに良いプレーができたらいいなと思ってます」

Q.今週に向けて意気込みをお願いします。
「気温もなかなか上がらずに寒いと感じる試合になると思うんですけど、しっかりウォーミングアップをして、自分らしいプレーができるように頑張りたいと思います」





渋野日向子

Getty Images

Q.半年ぶりの全米女子オープンになりますが、どのような気持ちですか?
「半年ぶりなので、最近あったのになぁ……という感じです(笑)。でも場所が違うので、また違う試合の感覚です」

Q.キングスミルでの大会から1週間空きましたが、どのように過ごしましたか?
「1週間はずっと練習をしながらでしたけど、ゆっくりできたのでとても良い時間が過ごせました」

Q.今週に向けて準備してきた部分はありますか?
「特に変わった事はしていないので、ロスに行った時にした事はいつも通りのスイングの確認だったり、グリーン周りの確認だったりというところです」

Q.去年は大健闘の4位でしたが、今年はどんな戦いをしたいですか?
「コースもだいぶ違いますし、難しさも今までで1番かなというようなコースなので、とりあえずまっすぐ飛ばすゴルフがしたいなという感じです」

Q.フェアウェイのスロープもありドッグレッグもあり、本当に考えながらのプレーになりそうですがどうですか?
「もうラフに入らないわけがない、というふうに思っていかないと本当に苦しいゴルフになってしまうので、入ってもフェアウェイに出してダボを叩かないゴルフが出来るようにと言う感じで。傾斜も考えながらですが、ラフに入るという想定で回っていかないと、相当悲しくなりそうな感じだなって思います」

Q.1番ホールのパー5の後はずっと難しいボールが続きますが、どんな攻め方がしたいですか?
「難しすぎるので、全てのホールが。とりあえずパーオンできればオッケー、オッケーっていうか、ラッキーと思って行かなきゃいけないくらいグリーンも小さいですし、フェアウェイの傾斜もすごく強いので、本当にラフに入ったときにどうフェアウェイに出すか、どのクラブを使ってフェアウェイに出すかというのをしっかり冷静に考えて、そこからボギーの上がり方というのはやっぱり重視したいなと思います。バーディを取れるホールがなかなか見つからなかったので、まぁ3つあるパー5でどうにか取れたらいいかなという感じです」

Q.キングスミルの時はショットがよくフェアウェイもとらえていましたが、ご自身のゴルフ全体的にどうですか?
「特に悪くなってもないですし、いい感じで来れているかなと思うんですけど、それ以前の風だったりフェアウェイの傾斜だったりで、良いショットが打ててもラフに行ってしまうこともあると思います。ショットに関しては感触としては良いなという思いはあるんですが、試合になるとまたプレッシャーもかかってくるのでなかなか難しいなと思います」

Q.初日は畑岡選手と同じペアリングですね。
「久しぶりに一緒に回るので、アメリカでは初めてなのですごく楽しみですし、負けないように頑張りたいなと思います」

Q.今週に向けて意気込みをお願いします。
「とりあえず4日間は回り切りたいという気持ちがあるんですけど、コースが今までで1番難しいので、今持っているものをしっかり出せるように、やるべきことをしっかりできるように最低限頑張りたいなと思います」

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