「開幕藤浪」にファンから悲鳴!与作ティー、デスノック・・・ひと味違う今年の矢野阪神
◆布袋寅泰「スリル」ティー
お笑い芸人・江頭2:50の登場曲としても知られる「スリル(布袋寅泰)」に合わせた連射方式のティー打撃。アップテンポな音楽を流し、1ケースのボール(100球超)がなくなるまで高速スイングを続ける。「苦しいだけの練習はつまらない」と井上一樹ヘッドコーチが発案した。
◆北島三郎「与作」ティー
「スリルティー」に対抗?とばかりに珍練習が誕生。北島三郎の名曲「与作」に合わせ、腰を低くして一球一球しっかりと打ち込むティー打撃。発案者の北川打撃コーチは、自らの顔写真を外野フェンスに貼って標的にした「俺の顔に当てろ」ロングティーも行った。
◆サイレントノック
普段はかけ声をしながら行う守備練習を、あえて無音で行うシートノック。本拠地の甲子園ではファンの大歓声で、選手同士の声が聞こえないときもある。自分で判断するしかない状況でのプレーを体験した選手からは「周囲の声のありがたみがわかった」と好評だったそう。
◆デスノック
矢野監督や井上ヘッドらがノッカーを務めた通称「デス(=死の)ノック」。量をこなして動きを体に染みこませる特守で、昔でいう「地獄の1000本ノック」。だが春季キャンプ終盤に大砲候補の井上広大内野手(19)がノック中に古傷の左膝を負傷し、戦線離脱した。
お笑いの本場球団らしく、開幕藤浪、珍練習と、ユニークな発想が次々と飛び出している就任3年目の矢野阪神。結果がどう出るかは、シーズンに入ってからのお楽しみだ。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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