「開幕藤浪」にファンから悲鳴!与作ティー、デスノック・・・ひと味違う今年の矢野阪神
プロ野球・阪神の開幕投手に昨季1勝の藤浪晋太郎投手(26)が指名され、話題となっている。ヤクルトとの3月26日開幕戦(神宮)先発を言い渡された右腕は「驚きしかない。自分の中で全くと言っていいほど頭になかった」。プロ9年目で初の大役に戸惑いも隠せなかった。
キャンプから藤浪の調子が上がっているとはいえ、ここ2年シーズンで1勝しかしていない。15年を最後に2ケタ勝利から遠ざかり、中継ぎ起用などで再起の道を模索している段階。前年1勝以下の開幕投手は、チームの日本人投手では三輪八郎以来78年ぶりだ。
開幕投手の大本命だったエース西勇輝は体調不良で調整が遅れ、開幕2カード目に回る。「総合的に判断」した矢野監督のサプライズに、SNSは大盛り上がり。賛否両論、両軍ファンから「悲鳴」があがった。
「矢野監督の英断!」
「結果は二の次!」
「大バクチ!」
「藤浪復活なしに優勝はない!」
「死球、四球だけはやめて!」
「顔付近の抜け球イメージが怖い!」
「開幕戦からケガ人が出るのは勘弁!」
期待の声、制球不安を怖がる声などさまざまだったが、プロ野球に明るい話題を提供したことは間違いない。今年の阪神はドラフト1位ルーキー佐藤輝明内野手(22=近大)などメディアに取り上げられる機会が多い。またキャンプでのユニークな練習法の数々でも注目を集めた。
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