非常事態の日本代表、板倉滉と浅野拓磨はW杯に間に合う?回復状況を「良好」と独メディア「カムバックは近い」
(C)Getty Images
開幕が目前に迫ったカタールワールドカップ。今月1日には日本代表の本大会登録メンバー26名が発表された。いずれも各国リーグで躍動する主力プレーヤーが名を連ね、「ベスト8以上」という大きな目標に挑むに相応しい選手が顔を揃えている。
その中で、日本のサッカーファンにとって気がかりなプレーヤーがいる。ボルシアMGの板倉滉と、ボーフムの浅野拓磨だ。ともに、ドイツでのシーズン開幕直後に所属クラブでの活動中、靱帯を負傷し、以降は治療に専念している。2か月近く実戦から離れていることもあり、代表選出が危ぶまれていたものの、森保一監督によりカタールでの戦力としてメンバー入りを果たした。
【関連記事】日本代表のW杯メンバー26人が決定!大迫、原口が落選「W杯経験者が少ない」の声に森保監督が意図を説明
もちろん、水面下では回復状況などの情報を得た上での選考だったことが考えられる。また、両選手の現状はドイツメディアでも関心を寄せており、ブンデスリーガの情報を発信する『LigaInsider』では、板倉、浅野のメンバー入りをサイト上で報じており、それぞれのコンディションにも言及、大会出場への見込みも述べている。
同メディアは「コウ・イタクラのカムバックが近づいてきた。ボルシア・メンヘングラッドバッハが水曜日に知らせたように、DFは個人練習に復帰している。これまで行なってきたランニングトレーニングとは対照的な進歩だ」として、板倉の状態を伝えている。
続けて「膝の靭帯を部分断裂した後のリハビリも終盤に差し掛かっている。しかし、イタクラの試合復帰に関しては、ブンデスリーガのウィンターブレイク前に実現することはないだろう」として、クラブでの実戦が無いまま代表活動に入るものと見解を述べた。