「山田と中川なら中川のほうが上」 日本シリーズ展望 球界OBが指摘したヤクルトの「穴」とは
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いよいよ22日から開幕するプロ野球日本シリーズ。くしくも昨年と同一カードとなったヤクルトとオリックスにより日本一が争われることとなり、歴史的名勝負となった昨年に引き続いての熱戦が予想されている。
今シーズンは、両チームともそれぞれの中心選手が他を圧倒するほどの活躍をみせチームをリーグ連覇に導いている。
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ヤクルトでは若き主砲、村上宗隆内野手が令和初の三冠王に輝き、シーズン56本塁打も記録するなど、チームを牽引。オリックスはシーズン15勝、防御率1・68、205奪三振、勝率7割5分と投手4冠を独占した無双エース、山本由伸の存在が光った。
ともに、ペナントレースではもちろん、クライマックスシリーズでも勝負どころで決定的な働きをしていることからも、日本シリーズでも投打の中心選手のパフォーマンスが勝敗を大きく左右することは十分に考えられる。
そんな頂上決戦の行方を占う球界OBのコメントも伝えられている。
現役時代、横浜ベイスターズ、日本ハムで活躍、野球解説者の高木豊氏が自身のyoutubeチャンネル『TAKAGI YUTAKA BASEBALL CANNEL』の中で今回の日本シリーズ展望を披露。10月20日配信の「ヤクルトvsオリックス!注目は第1戦の球数に注目!両オーダーから読み解く高木の予想!今回は第7戦までの戦いになる!!高津監督と中嶋監督の奥の深い戦いに期待!」では、様々な視点から注目ポイントを挙げている。
まず高木氏は今回の勝敗を「4勝3敗でヤクルト」と予想しており、その理由として、両チームのスタメンを比較した上でヤクルトの選手層が上回っている点や、オリックス投手陣の経験値不足などを指摘した。