”圧巻138球”で格の違いを見せた山本由伸にMLB公式も心酔!「来季、メジャーで見られる」と期待の声も
さらに、「過去3シーズン日本で最も輝いた投手にふさわしいパフォーマンスだった」と賛辞を贈りつつ、「土曜日の試合はヤマモトにとって順風満帆なものではなかった。彼は最初の数イニングで何度もピンチをしのいだ」と失点を喫した2回を含む前半のピッチングにも言及。「4回には、2死1・2塁からチカモトが右中間深くに打球を飛ばしたが、モリのグラブのおかげで無傷だった」として、ピンチを脱した森友哉の好捕を振り返っている。
その上で「ヤマモトは4回を切り抜けると、主導権を握った」と中盤から復調したと綴っており、「90マイル台後半のフォーシームに加え、90マイル台前半のスプリッター、レインボーカーブ、80マイル台後半のスライダーで阪神打線を切り裂いた」とその後のピッチングを称賛した。
そして今回のトピックは来シーズンへの期待を記し、締め括られている。
「来春、この魅力的なレパートリーをメジャーリーグのマウンドで見られるだろう」
土俵際に立たされたチームに、再び勢いをもたらす見事なピッチングだった。海外からも熱視線を送られる背番号18のこの日のパフォーマンスは、プロ野球ファンの記憶に深く刻まれることとなるはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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