フェルスタッペンに0.2秒差と肉薄! Q3進出で不安を一掃した角田裕毅にレッドブル内の評価も上昇「正しい方向に進んでる」
この日もFP3で全体最下位となるなど、グリップの扱いや操作が困難とされるマシン「RB21」の調整に大きな不安を残していた角田。それでも“本番”で結果を出した24歳の日本人には、チームの重鎮も一定の評価を下している。
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士は、モータースポーツ専門メディア『motorsport.com』で「彼は緊張感を緩めず、落ち着いていて継続的に改善していった。これこそが私たちが彼の期待していること。彼は正しい方向に進んでいる」と称賛。また、クリスチャン・ホーナー代表も「ユウキはプラクティスから着実に前進を遂げており、一歩一歩、あのマシンからパフォーマンスを引き出せるようになってきている。Q3進出も素晴らしい仕事だった」と絶賛した。
持ち前の“センス”で、10番グリッドを確保した角田。現地時間4月13日に行われる決勝では、昇格後初となるポイント獲得が求められるが、果たして。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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