角田裕毅、伝統のイモラで王者フェルスタッペンに肉薄! 本人が説いた“0秒092差”の意味「僕らが接近するのはいつもの話」
もっとも、角田の“課題”はここからと言われている。レッドブル昇格後は、決勝のグリッドを決める大事なQ3で失速。RB21を操舵しきれずにラップタイムを伸ばせていない現実がある。レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ氏からもオーストリアの総合ニュースサイト『oe24』で「残念ながら、彼はプレッシャーが高まると、まだミスを犯してしまう」と指摘されていた。
一部メディアで批判も受ける事実を目の当たりにしてきた角田は、FP2でピアストリ(0秒534)と、ノリス(0秒509)となっているマクラーレン勢との差をふまえ、冷静に言及している。
「FP2で僕たちがかなり接近するのはいつもの話だと思う。予選と決勝では、彼らはさらに前へ進んでいく。そのなかで僕たちは、マシンで改善しなければならないことに焦点を当てる。少なくとも僕は自分自身に集中して、改善し続けるだけだと思う」
当人の“関門”となっている公式予選でいかなるレースを見せるか。現地時間5月17日の角田のドライビングに注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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