首位を独走する阪神 岡田彰布監督が舞台裏で発揮していた「超ファインプレー」とは

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 一方、今季の快進撃には岡田監督がシーズン前から掲げていた方針の一つである、打順固定も大きいとした。1番・近本光司、2番・中野拓夢と好調な1、2番がチャンスメイクし、中軸が返すという形が定着。掛布氏も「打線を固定できたのは大きい」と認める。

 一方、チーム打撃成績を見るとリーグ3位の打率(・244)、リーグ5位の本塁打(30)とそこまでの成績を残せていない。そんな中で、ここまで勝ち星を積み重ねている要因の一つには、「四球の多さ」もあげられる。

 チームの四球数214はリーグ1位。リーグワーストの中日とはちょうど100差をつけている。

 この背景には開幕前に岡田監督が球団に交渉し、四球の査定ポイントを上げるよう要請したという。「チーム全体でボールの見極めをよくしようとしている。これは素晴らしいでしょう」(掛布氏)。好球必打につながったことで得点力アップにつながったとし、岡田監督の陰の「采配」を絶賛してみせた。

 様々なタクトを駆使してチームを前へ動かしていく岡田監督。今後の戦いも注目を集めそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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