八重樫東、年末のタイトルマッチに向け始動「今は試行錯誤している段階」
12月23日に横浜アリーナでIBF世界フライ級王者モルティ・ムザラネ戦に挑むボクシング元3階級制覇王者の八重樫東が、年末の決戦に向け始動した。
『トリプル世界戦』村田諒太 拳四朗 八重樫東
村田諒太、拳四朗、八重樫東のトリプル世界戦として行われるタイトルマッチ。36歳のベテランにとって、2年半ぶりとなる待望の世界戦だ。2017年5月、IBF世界ライトフライ級タイトルマッチで3度目の防衛をかけて挑んだミラン・メリンド戦では、1回TKО負けをして王座から陥落した。
年齢も若くない。限界説もささやかれたが、スーパーフライ級で日本初の4階級制覇を目指し、再起。ノンタイトル戦3試合を全て勝利で飾ってきたが、今回は1階級落としフライ級王座復帰への挑戦が決まった。37歳のモルティ・ムザラネと36歳の八重樫は同級生。お互いベテランとしてキャリアをかけた負けられない戦いだ。命がけで挑む一戦を一ヶ月後に控え、現在の心境や練習状況を聞いた。
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