MLB762発の最強打者ボンズが語った日本野球 物議の“大谷批評”とともに口にした敬意「確実に俺たちの差は縮まっている」
ただ、球界の国際化が進む以前の“黎明期”を生きたボンズ氏は、「俺たちアメリカ人は、昔から日本でオールスターをやってきた。そして、あの国には素晴らしいアスリートたちいる」と断言。そして、こうも続けている。
「タレントが本当に多いんだ。ラテン系の国と同じような感じだ。本当に素晴らしい才能を持った選手が揃っている。そして、日本は優れた才能を持った選手を成功させるために組織的に動く文化がある。アメリカはそうじゃない。
もちろん、業界全体としてはまだ影響力は強いし、アメリカ野球は強いと思っている。メジャーリーグを持つ俺たちは間違いなく“最高”だ。でも、日本の野球も昔からずっとレベルは高いよ。日本の選手たちは身体が大きくて、パワーもあるアメリカ人に追いついてきている。オオタニを見れば一目瞭然だ。確実に差は縮まっているよ」
辛辣であったがゆえに、「大谷批評」が大きくクローズアップされたわけだが、ボンズ氏が日本、そして大谷に敬意を抱いていることは心に留めておきたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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