野球界の宇宙人は3種類!新庄タイプ、糸井タイプ、大谷タイプ
②いわゆる「天然キャラ」といわれる糸井タイプは独自の世界観を持ち、発言がユニーク。質問の答えが想定外すぎて笑われることもしばしばだが、なぜ笑いが起きたかには興味がないマイペース型が多い。一流選手になるほどそのギャップが魅力となり、ネットには宇宙人選手の語録をまとめたサイトが多数存在する。
③大谷が呼ばれる「宇宙人」は、純粋に称賛を意味する。これまでの常識をくつがえす二刀流の活躍ぶりがメジャーで認められ、米メディアが「地球人にできることじゃない」「宇宙人だ」などと比喩表現したもの。一風変わった人を総称する「宇宙人」とは一線を画し、大谷への最大限のリスペクトがこめられている。
球界にもっとも多いのは、②の天然系。自他ともに宇宙人と認める巨人投手の井納翔一は、待望の「宇宙人グッズ」を発売した。宇宙人を目指すルーキーまで現れた。21年楽天ドラフト4位指名の神村学園・泰勝利(たい・かつとし)投手は「人間離れした宇宙人と呼ばれたい」と入団前に宣言した。
①新庄の劇場型、③大谷の称賛型は、誰にでもマネができる宇宙人ではない。タイプは違っても、野球界の宇宙人すべてに共通しているのは「人を笑顔にする/元気にする」存在ということだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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