元楽天・聖澤さんが語る、楽天・ブラッシュと西武・山川の意外な共通点

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 7月5日に放送された「BS12プロ野球中継2019」福岡ソフトバンクホークスVS東北楽天ゴールデンイーグルス(○ソフトバンク6-3 楽天●)では、副音声の解説に昨シーズンまで楽天で活躍した聖澤諒さんを招きビジター応援放送を行った。

2回表に30歳のバースデーアーチとなる20号のソロホームランを放った楽天のブラッシュ選手。聖澤さんは「選球眼がいい選手。インサイド高めの真っすぐが苦手だけど、手を出さず見逃してボールにする。ストライクをミートして、ボール球には手を出さない。日本に来て、ウィーラー選手のアドバイスをもらいながら対応している」と、アメリカ独立記念日生まれの助っ人を絶賛。

ブラッシュのフォームに関して


また、両足をそろえ、右肘を高く上げる独特すぎるフォームについては、「できれば、みんなあの構えをしたいと思っているはずですけど、できない」と話し、「バットの芯はピッチャー方向に向いて、そこから振り出すから速い球に遅れそうな構えをしているが、これはブラッシュ選手しかできない打ち方。遠回りしそうな構え方だけど、スイングスピード、パワーで振り遅れないようにしている。日本人があれをやると、打つ瞬間に芯の部分が下がってしまって振り遅れてしまうが、持ち前のパワーとスイングスピードで対応している。遠心力を使ってああやって打てれば日本人選手もボールが飛ぶ。ああいう構え、バットの芯をピッチャー方向に向けているのはライオンズの山川選手も同じ。力のある選手ができるフォーム。バットを鞭のように、柔らかくしならせて打つからボールが飛ぶ」と解説した。

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