今季のF1初戦が開始時刻のわずか2時間前に中止に。直前の決断となった重大な理由とは?
国境をまたいで転戦することが感染を広げる温床となる
トロロッソから改名したアルファタウリのマシン。新チーム名での初戦はお預けに(ホンダ提供)
5月に組まれているオランダGP、スペインGP、モナコGPも開催が難しいという見方が示され、本来は今季第8戦だったアゼルバイジャンGP(6月7日決勝)がシーズン開幕になるとの説も浮上。8月の夏休み期間を返上して代替レースを組む検討も始められているという。
FIAと一線を画す米国のモータースポーツについてもインディカー、NASCARがともに直近のレースの延期を急きょ発表。FIA管轄の世界ラリー選手権第3戦メキシコラリーは12日に開催を強行したものの、3日目の14日で打ち切られた。
ビッグレースはあらゆる国籍の選手やチームスタッフが稼働しており、人種のるつぼ。国境をまたいで転戦することが感染を広げる温床となるのは、はなから分かっていたことだ。オーストラリアGPの失敗があとあと響かなければ良いのだが。
[文・写真/中日スポーツ・鶴田真也]
トーチュウF1エクスプレス(http://f1express.cnc.ne.jp/)
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