五輪名物「メダル噛み」ポーズのルーツとは
一方で反対派も多い。メダルを噛んでとリクエストしても拒否する選手は一定数存在してきた。それまでの努力の結晶であるメダルには、選手個々にさまざまな思いが込められている。栄誉あるメダルを噛むという行為は失礼で、配慮が足りないという声もあり、意見が分かれている。
そうした背景もあるなかで起こった河村市長の「メダルガブリ事件」。選手の気持ちはまったく考えていなかったのだろう。さらにコロナ禍で行政のトップに立つ人間。イエローカードが何枚あっても足りない。
河村市長への批判は日に日に広がっている。五輪の思い出として日本人の記憶にも残るメダル噛みポーズ。しばらくは、見られなくなるかもしれない。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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