新庄ハム 猛爆清宮の陰で追い込まれている「もう一人のロマン砲」とは
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日本ハムは19日のロッテ戦(札幌ドーム)に4ー0と勝利。
「1番・一塁」として先発出場した清宮が初回先頭の打席で左翼フェンス直撃の二塁打を放ったのを皮切りに、松本剛の先制打なども飛び出し、この回、6安打4得点を奪った。ビッグイニングで試合の流れを作ると先発左腕の加藤も安定した制球力を発揮。9回無失点で今季7勝目をあげた。
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この日は「きつねダンスDAY」と銘打たれた一戦。試合前に生歌とともに披露された特別バージョンのきつねダンスを、清宮もベンチでノリノリで踊るシーンが見られた。その勢いのままに打席に入り、ヒットを放った。「序盤に点を取れる足がかりになれた」と喜ぶ清宮。
一時は低迷していたが、最近は1試合2発、キャリアハイとなる17号をマークするなど再び調子を上げてきた。新庄監督が来季レギュラーの目安とする「2割2分」を明かした日から打ちまくり、現在打率・214(19日現在)と追い上げてきている。
一方、ハッパをかけられている選手もいる。18日、ロッテに4ー7と敗れた試合では8回一死満塁の好機に古川裕、万波が連続で見逃し三振に倒れた。これには新庄監督も「何度もいうがチャンスでバットを振らない限り結果は出ない」とばっさり。この日の万波は4打数1安打。第2打席で空振り三振、続けて2打席連続で見逃し三振に倒れていた。