規定クリアまで「14イニング」に迫った大谷翔平のピッチングを日本一の投手コーチ佐藤義則氏が徹底分析!「インサイドを使えばもっと簡単に打ち取れる」

タグ: , , , , 2022/9/19

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 エンゼルスの大谷翔平は現地9月17日(日本時間18日)、本拠地でのマリナーズ戦に「3番・投手」で出場。7回8奪三振3安打無失点と好投し、今季13勝目を挙げた。大谷のピッチングは、エキスパートの目にどう映ったのか。田中将大やダルビッシュ有を育て、「日本一の投手コーチ」と称された佐藤義則氏に、大谷の投球内容を分析してもらった。

 最近はずっといいピッチングを続けているが、今日も安定していた。相手が左バッターを並べてきた中でも、小さいスライダーでカウントを取れていたし、そこからツーシームを投げたり、スプリットを投げたりして、いつもより空振りが取れていた。左打者が多いからツーシームを多く投げていたように見えたが、縦のカーブ系でも空振りを取れていた。この日の大谷は全体的に安定していて、見ていて安心感があった。

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 実際に無失点で8奪三振。平均で1イニング1個以上の三振を取れている。右バッターがあまりいなかったから、大きいスライダーをあまり投げなかったので、その分ストライクが先行していた印象がある。右バッターが多いと大きいスライダーを多めに使うので、それが曲がりすぎてボールになるケースが多かった。この試合は左打者が多いから、外角の小さいスライダーでストライクを取り、ツーシームでファールを打たせてカウントを作れていた。全体的にすべての球種が問題なく、危なげなく投げていた。7回で3安打というのは、何も言う事のないくらいのピッチングだ。

 配球的に言えば、もっとインサイドのボール球を投げるとバリエーションが出てくる。ホームベースを広く使うイメージだ。160キロ台のストレートでインサイドに見せ球を投げると、相手が狙い球を絞りにくくなり、もっと簡単に打ち取れるだろう。

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